KURONBONOTE

歩いて、走って、たまに腹ぺこ。WALK, RUN, and a bit PECKISH

リスボン〜ポルト・ひとり旅 Vol.3

ポルト3日目。今日も朝からあいにくの雨。

いろいろブログを見たいたら、何やら大きな都市にはだいたいフリーガイドツアーというものがあると知り(英語、チップ制)、検索したら幾つかサイトを発見。

今回「Porto Free Tours」というところに参加してみた。

参加人数はだいたい15人くらいで、50代くらいの夫婦や家族が多数。

アメリカ、イギリス、イタリア、フランスと多国籍。高齢の方が多いのでみんな優しく話してくれて雰囲気も良かった。

 

ルートは⇩な感じ。

Leões

Jardim das Oliveiras

Torre dos Clérigos

Livraria Lello

Praça da Liberdade

Imperial Café

Estação de S. Bento

            Ponte D. Maria Pia

Ponte Luís I

Muralha Fernandina

 

Cofee break

 

Sé Catedral

Ruelas Medievais 

Ribeira

 

朝9:20。Leõesと 呼ばれるポルト大学の前の広場で待ち合わせ。みんなでぞろぞろ歩き出す。

ガイドのEugenia。彼女が一人で丁寧に説明してくれるし質問にも答えてくれる。

世界一豪華と言われるポルトマクドナルド。

ポルトギター。生演奏、とはいかなかったけどポルトギターに囲まれながら、EugeniaのiPhoneから流れる演奏を聴く。笑

ポルトカテドラル。イギリスの教会と比べると、きらびやかで豪華。

巡礼の道のサインが街中に。いつかは歩きたい。

こんな感じで、コーヒーブレイクも挟みながらざっくり3時間くらい、主要どころを回って終了。チップは10ユーロ渡した。

 

私はまずこのツアーに参加して、更に見たいところは次の日に自分で来ようと思ってたので、ざっとメインのスポットを見れて良かったと思う。でも、一つ一つ時間をかけて中を見て回りたい、という人には向いていないツアー。

 

ツアーに一人で参加していたフランス人の女の子と仲良くなり、彼女がワインのテイスティングしに誘ってくれたので一緒にツアー後行ってみた。

ポルトの橋を渡って南側にはたくさんのワインセラーが点在していて、好きな人はセラーを回ってテイスティングを楽しむみたい。

今回はフランス人の子が薦めてくれた「CROFT PORT」へ。

私は10ユーロで3種類テイスティングをオーダー。ポルトガル、ワイン美味しい!

そんなに普段から飲むほうではないけど、ここに来て初めてワイン美味しいと思った。

 

ワインセラー後はポルトギター演奏のコンサートに行くというので、それも便乗。正直、酔っ払いで睡魔に襲われ・・・・。

リスボン〜ポルト・ひとり旅 Vol.2

リスボンから電車に乗って約3時間。

ポルトのCampanha駅に到着。

ここで乗り換えて一駅、終点のSao Bento駅へ。

 

10分ほどで到着。このSao Bento駅は世界文化遺産にもなっている1900年!に建てられたという駅。

何がすごいってこの内装。2万枚のタイル?のアズレージョが飾られているんだとか。

全然写真がうまく撮れないけれど迫力がすごい。

ポルトは主要な観光スポートにはWiFiが飛んでて便利。ちなみにこの駅にも飛んでた。

 

徒歩15分くらいのところにあるホステルへ向かう。一度チェックインして、雨だけど散歩に出る。

 

まずは郷土料理を食べなきゃ!ということでポルトB級グルメサンドイッチと言われるフランセジーニャを食べる。

これもどこかのブログさんで美味しいと紹介されていた「Santa Francesinha」というお店。

 

とりあえず、すごいボリューム!中にお肉がぎっしり挟まれていて、その上からパンが見えないほどのチーズがかけられて。そして卵も。

カロリー無視のジャンキーなサンドイッチ。お腹いっぱい。

 

これで10ユーロだったかな。あとで色々歩いていたら、もっとローカルな食堂みたいなレストランでは5-6ユーロで出していたので別にここで食べなくてもいいかもしれなかったな、と後悔。

なかなかの雨っぷりだし寒いけど、そんなしっとりとした雰囲気も素敵。石畳がキラキラして綺麗。

私が今回一番好きだった場所「Luis l Bridge」。

Douro川を隔てた南と北のポルトを結ぶ橋。普通に歩行者用歩道もあり、ゆっくり歩いても10分あれば渡れちゃう。

霧がかったポルトの街並み。橋の上から。

南側にわたって川沿いをトコトコ。

夜景が美しい。

ひとり散歩だったけど大きな道を通れば、危険な雰囲気も無く。教会やら何やらライトアップされていて綺麗で写真撮りまくり。

 

ホステルに帰ろうとしたら、途中でカフェを見つけて。フランス人の友人に「ポルトガルはワインだよ!!」と念を押されていたので、フランス人が言うなら間違いないと信じて一杯立ち寄る。

 

ワイングラス一杯と山盛りチーズでたったの5ユーロ。ワインもおすすめを聞いたらテイスティングさせてくれるし、地元のおじさんと並んでポルトガル語のテレビを見ながら飲んで、大満足でほろ酔い初日ポルトが終了。

 

 今回3泊した「Gallery Hostel Porto」。

1泊20ユーロ(女子共同部屋、朝食付き)。

内装がお洒落でいまどきなかんじ!

 

個人ロッカーもあるし、シャワーもトイレも清潔だし、何より便利な立地が良かった。朝食も美味しくて、ブラウニー的デザートを毎日2個は食べたし。パソコンもあって、ソファもベンチも多くてみんな集まって読書したり、ネットしたり。

 

どこから来たの?どこがお勧め?と、初対面でも気軽な会話ができるのがやはりホステルのいいところだなと実感。今回は、同じ部屋のコリアンガールと仲良しになった。一人旅もいいけど、そこで出会う人も大事。

リスボン〜ポルト・ひとり旅 Vol.1

もう3か月前くらいからeasyJetにて航空券をとっていた。

確か往復で£70くらいだったと思う。ビンボー旅なので、なるべく切り詰めようとロンドン市内⇨ガドウィック空港も事前にeasyJet busで予約して片道£2.0。普通のワゴン車だけど、意外に10分遅れくらいとほぼ時間通りに来て、10分遅れくらいで空港に到着。安いし便利だし、時間に余裕があれば全然使えるeasyJet bus。

が、私は今回離陸時間1時間前にチェックインしようとしてギリギリ過ぎて、カウンターのおばちゃんに怒られた。反省。

 

ガドウィック空港⇨リスボン空港は約2時間半。

ちょっと読書したり、寝ているとあっという間に到着。easyJetは機内でお菓子などは買えるけどかなり高いので、空港内で水とお菓子だけ買えば快適。

 

夜21時頃リスボン空港に到着。

空港と地下鉄の駅が繋がっていて、すぐに地下鉄に乗れた。

迷うことなく市内へ。片道1.5ユーロ。

 

1泊目は事前にBooking.comで予約していた「Be Lisbon Hostel」。

今回初めてホステルに泊まってみたけど、個人的には安い割にはイイ!

こちらは1泊16.0ユーロで簡単な朝食付き(パン4種類くらい、シリアル、フルーツ、ジュース、コーヒーがバイキング形式)、バスタオル付き。

男女混合部屋はもう少し安いんだけど、さすがに女子部屋にした。

 

中の写真は撮り忘れてしまったけど、WiFiも快適に使えるし、鍵がかかるロッカーもあるし清潔。二段ベッドにもカーテンが付いていたのでプライバシーもあった。

ただデメリットとしては音。夜遅くに帰ってくる人もいれば、遅くまでリビングで飲み会してる人もいるし、いびきもあるし。そういうのが気になる人にはちょっと滞在は難しいかも。

 

今回リスボンは1泊だけ。あとはポルトから戻る最終日に少し飛行機まで時間があるから最後の日でいいかなぁと。

翌日は11時ポルト行きの電車に乗るので、早めにチェックアウトして駅までリスボンの街をプラプラ。

まさに、時が止まったようなノスタルジックな街。噂通りの昭和な感じ。

お店のディスプレイも全くとは言えないけど、、、笑 

でもそれがまた独特な雰囲気。

電車の中で食べようと地元のスーパーで買ったエッグタルト似の有名なお菓子は0.5ユーロ程。

 

40分ほど散歩しながら歩いて、Lisboa S.Apolonia駅へ。

リスボンポルトの電車のチケットは事前にネットで往復購入。サイトは英語でも見れるので安心。

私は2等席で、往復で60ユーロくらい。ネット上で座席も指定可能。

1等席と2等席の違いは3列か4列かの違いとどこかのブログさんで見たので、2等席で十分かなと。

 

この駅WiFiが飛んでる待合室も完備していて便利!意外に速度もサクサク!

こちらで電車に乗り込んで3時間かけて念願のポルトへ!

イギリス・トレイルランニングレース出場記 Vol.3

やっとレースのブログ。

9時スタートのレースだったのでできれば7時には朝ごはんを食べたいと思い、お願いをして7時に用意をしてもらった。(お家にもよるみたいだけど今回のお家は通常は8〜9時みたい)

 

朝ごはんを見た瞬間、テンションが上がる。雑誌みたいな食卓!!

ホストのお母さんが「ランナーにはヘルシーなご飯がいいでしょう?」と、全てオーガニックの食材で。お母さんの友達が作ってるというナチュラルチーズが含まれたチーズ3種類に杏子にブルーベリーに、お父さんが夜焼いてくれたというパンに、シリアル、オーガニックヨーグルト、紅茶、オレンジジュース、ぶどう、みかん。

もちろん全ては食べきれなかったけど、この素敵な朝ごはんに心が温かくなる。

お父さんが手作りしてくれたパンが一番美味しかった。

この優しい心遣いに、よし頑張ろうって気持ちになった!

 

スタート・ゴール会場までは家から徒歩5分。Talgarthの街の中心にある公民館?みたいなところがレジストレーション会場も兼ねてる。

目印は大会フラグ2本だけ。

会場内には紅茶、コーヒーが£1.20で売ってる。ビスケットやマフィンも販売。

デスクに座ってるスタッフに「名前は?」とだけ聞かれて、「はい頑張って!」とだけ言われて渡された地図とゼッケン。日本ではすでにICチップがスタンダードだけどもちろんそんなハイテクなものはない。

スタート10分前に簡単なブリーフィングだけやって、「じゃあみんな外でて〜」とおじさんに言われてぞろぞろみんなで外へ。

前職の癖でみんなが何着ているか何のシューズを履いてるかチェック。やはりイギリスは完全にピチピチなヨーロッパスタイル。サロモンが一番多かったように感じるけど、自国のinov8やOMMも多い。あとはHOKA ONE ONEも多かったな。

 

スタート・ゴールのラインすらない。笑

時計もなくて、基準はオーガナイザーのおじさんの腕時計。じゃあスタートするよ〜という感じで、「3、2、1、GO!!」という掛け声で一斉にスタート。16kmの部は120人くらいで、女性は2割くらいしかいなかったかな。

 

女性はみんな遠慮気味に後ろからスタートするので、自分だけ張り切ってる人みたいに先頭の男子に混じってスタートしてしまった。もちろんアジア人は私しない。ので、みんなにジロジロ見られて珍しいなぁと思われているぽかった。ロンドンは本当に多国籍だけどちょっと外に出るとアジア人は珍しいんだろうなー。

 

最初は農場横をゆるりとした傾斜で登る。

 

農場を抜けた途端トレイルは泥!泥!泥!

シューズが開始5分でドロドロでテンション激下がり。

滑るし、滑るし、ハマってシューズが脱げそうになるし。

他のみんなはこの泥に慣れてて一気に抜かれる・・・

 

でも天気は良好!

泥トレイルを抜けると景色も綺麗。農場を突き抜ける感じも気持ちいい。

遠くには羊と牛が!

第一チェックポイント兼エイド(水のみ)。

ここでゼッケンナンバーをチェックしてくれて「Well done!」と声を掛けてくれる。

8km地点くらいでUPHILL!

これが想像以上に辛い。クリアに丘のトップが見えるのに全然辿り着かない。というか少し巻いてたりするので結構距離があるし、一部は手をついて登らないといけないくらい斜度があった。

後ろのおじさんは斜度見て「This is horrible!!」って何度も叫んでた。

でも後ろを振り返ると景色最高。

sighがたくさんあるのでロストはしにくい。

 

一番は何と言ってもダウンヒル!ふかふかの芝生を滑るように走るのは本当に気持ちいい。そしてイギリスの方は多分泥には強いけどダウンヒルには弱いようで。ここで結構ごぼう抜き!笑

 

ゴールラインもなくて、会場前にスタッフが立っていて「そのまま入って〜」と案内されて会場に入ったらどうやらゴールだったよう。机に座ったおじさんにそのままFinisher Medalをもらって終了。「あなたは女子3位だよー」と言われて驚く。

 

初めて携帯の時計を見たら11時くらいだったの大体2時間。結局その場では詳細なタイムもわからないまま。

シューズはドロドロ!ありがとうmontrail。

初めてのイギリス・トレイルランレース。

本当に楽しかった!設備も規模も小さいんだけど、週末地元の人がふらっと走りに来てトレイル仲間と話してコミュニケーションして、とこじんまりした感じがしてよかったなぁ。

 

でも後からホストのご夫婦に聞いたら、3年前くらいに地元の人たちにも全然知らされずに始まったレースだったようで。今でもTalgarthの観光局とうまく連携が取れていないんだよーと言ってた。

トレイルレースと観光局と、地元の人たちとの関係性。

色々考えさせられるなぁ。

イギリス・トレイルランニングレース出場記 Vol.2

13:00にTalgarth Post Officeに到着。

今回初めてAir b&bを使って宿を予約したのですが、事前にホストに到着時間を伝えていたら、バス停まで迎えに来てくれていました。

歩いて5分ほどで着いたおうち、Michaelのおうちは1800年代に建てられたものでとっても古いのだけどお洒落で、清潔で、居心地が良い空間。

すぐに紅茶かコーヒーはどう?と進めてくれて、ダイニングでMichaelと色々話をしていたら、もともとロンドンでPublisherとして働いていて今は半ば引退してフリーライターとして働いているんだそう。奥様のSueと二人暮らしで、SueはArtの先生として近くで美術を教えていて、なんともパーフェクトな二人。

とっても優しくて、ハートフルで初めてのb&bで素敵な出会いができた。

 

近くにトレイルがあるということで、早速散策することに。

舗装路を10分ほど走ると、Nature Reserveというエリアにたどり着く。

ここにはしっかりと案内や道標があって、綺麗なトレイルが整備されている。滝も幾つか点在していて、とても清々しい雰囲気。

 

入り口にはしっかりゲートと案内板。

 

道標もお洒落に見える

ただ農場を通るトレイルは本当に見つけるのが私には難しく・・・

どこを抜けるのかFootpathを見失うことも多くだいぶルートを断念。

牛に睨まれながら。近くまで行くと襲われるんじゃないかと思うほどちょっと怖かった。

 

トレイルから戻ってきてMichelオススメのcafeにも立ち寄る。

ここはTalgarthで唯一のお洒落なカフェなんだ、と教えてもらった通り、モダンで洗礼されたカフェ。Talgarth Mill

肝心なラテとクッキーの写真は撮り忘れたけど、クッキーも本当に美味しかった。

 

最後に唯一のスーパーにも立ち寄り、£1.5でWales Cakeを購入。

これが柔らかくて意外にとっても美味しかったなー。

 

なかなかレースまで辿り着かないけどとりあえず今回はレース前日記。

イギリス・トレイルランニングレース出場記 Vol.1

イギリスでの初めてのトレイルランレースに出場してきました。

2週間くらい前に何かレースに出たいなぁとtimeoutdoors.comで検索して発見したWalesのBlack Mountain(Talgarth)で行われる「Might Contain Nus 」というシリーズレース。

 

ちょうど予定の合う9/24(土)にRound 3が開催されるということで、そんなに遠くなさそうだしいいなぁ出たいなぁとグダグダ悩んで1週間。

やはり悩むくらいならやろうと思い直前の月曜にエントリー。

Marathon 26 milesかTrail 10 milesかも迷ったけどトレイルの感じもまったくわからないし初レースだしとビビってTrail 10miles(16km)にした。

 

直ぐさまtrainlineにて電車を予約。

往路 London Euston駅 → Hereford駅 £26.0

復路 Hereford駅 → London Euston駅   £18.50

きっともっと早く予約したら更に安かったんだろうけど、全然高くはない値段。

Hereford ↔︎Talgarthはバスのようで、ネットから時刻表も拾えました。

1日数本しか出ていないよう。若干不安。

 

9/23(金)5:00に起床し、5:30に家を出発。

まだ夜が開ける前。

6:30にはLondon Euton駅着。

やはりまだPlathome No.は出ておらず。。

こちらは10分前くらいにならないと教えてくれないのでドキドキする。

30分は時間があったので駅で朝食。

マフィンを食べながら電光掲示板を見つめること20分。

on timeで無事プラットフォームも発表されて安心。

 

07:03 London Euton駅

08:27 Birmingham New Street駅

乗り換え

08:49 Birmingham New Street駅

10:19 Hereford駅

そんな感じで約3時間電車に揺られてEngland西部まで。

Hereford駅。人いなっ!金曜だからかな。

バスの時間まで1時間はあるはずだったのでまずバス停とチケットを購入しようと駅員に「どこで買えるの?」と聞いても「I have no idea!」と言われる。

とりあえず駅前を歩いていると「Bus Centre」と標識を発見。歩いて3分くらいのところにあった。その辺に止まっていたバスの運転手にどうやってチケット買うのか聞くと運転手に行き先を告げて現金で直接支払う形式だった。

Bus Stop No.と時刻を再確認。

Talgarth Post Office行きは39番。私が乗るのは11:42。

 

 

それまでの時間はHerefordのハイストリートの方をふらふら。

Marketもやっていてとっても可愛い街だった。

M&SもあるしPondlandもPRIMARKもあるし、それなりに大きいみたい。

入らなかったけどアウトドアショップも発見。

 

そんなこんなでアッと言う間に時間が経ち、いざバスに乗り込み出発!

運転手にTalgarthといっても全然通じず(私の発音の問題。)

紙に書いたものを見せたら「あ、Talgarthね!£7.50だよ」と。

安い。1時間半も乗るのに。

多分クレジットカードは使えないようなので、ここでは現金の用意が必要。

直ぐさまのどかな風景が広がる。

乗車しているのはほぼ高齢の方々。バス停じゃないけど彼らの家の近くで降ろしてあげたり運転手とのやりとりにもなんだかあったかい気持ちになる。

ロンドンでは見ない風景。日本も同じだけど田舎はいいなぁとしみじみ。

 

とりあえず今回は行きのjourney記。

2016 UTMB®サポートの旅

またまた放置していたブログ。

Barcelona旅の事も書こうと思っていたのに。

とりあえず記憶が忙殺されないうちにサポートで行ったUTMBの事を。

 

London Gatwich Airportから約2時間。easyjetに乗って、Geneva Airportへ。

そこから車で約1時間、FranceはChamonixに到着。

街全体がすでにUTMBモード。どこを見ても世界から集まったトレイルランナーが歩いていて。去年来た時も日本ではなかなか見ない盛り上がりと、街をあげての歓迎ムードに驚いたのですが、今年もさらに盛り上がっておりました。

f:id:mayukikuno:20160905072559j:image

 

今年2016年は8/22-28まで。UTMBの100マイルレースから、CCC(101km)など5種類のレースが開催されて、約8000人のランナーが集結し、同行の家族なども合わせたら1億人規模でしょうか。Chamonixといえばスキーリゾートなので、夏場の閑散期にこれだけの宿泊と飲食する人が来れば、それはWelcomeモードなのも納得。

 

Chamonixに着いたら歩いてスタート&ゴールゲートへ。

 

歩いて回れる範囲にレストランやスーパー、ホテルなどがあるので本当に便利。ジェラート屋さんも何件かあってついつい暑くて食べちゃいます。モンブランの山々を眺めながらのジェラートは格別。

 

Chamonixに入って数日はエイドステーションの下見をしに回ったり、少し走りに行ったりと過ごす。

 

ここは個人的に一番好きなエイドステーション「Trient」(スイス)。

ピンクの教会が真っ青な空に映える。

サポートの人たちように食べ物も売ってる。

 

ここはVallorcine(フランス)のエイドステーション。

生サックス演奏で選手を迎える。

サポートの人たちをも飽きさせないエンターテイメント。

 

そしていよいよサポートするCCCスタートの日。もうがんばれーと祈るのみ。

スタートはCourmayeur(イタリア)から。ここも小さくとっても可愛い街。

天気は晴れ!でもランナーにとっては暑すぎる過酷なレースとなるのだよね、、、 

エイドでは常にクールダウンのためのものを用意。選手に触れるのは1人のみ。私はSNS担当として遠くから様子を見守ります。

 

去年も30度以上の猛暑となり、これまで寒さや雨対策と言われていたUTMBが「暑さ対策」に変わる。(もちろん天候の変化や夜は気温が下がるので防寒対策も必須)

汗をかいてもすぐ蒸発してしまい、「汗をかいていない錯覚」となり水分補給が不十分になることも多いそう。大会直前には2L以上の水分携帯は必須と全ランナーにメールが行くなど、大会側も熱中症の注意喚起を積極的にしていたなー。

9:00にスタートし、トップ選手は12時間ほどでゴールのChamonixに戻ってくる。

夜になってゴール付近は大盛り上がり。トップ選手を見ようとたくさんの人が集まってる!

このゴールを讃える観衆の多さはいつも感激。

このゴールに帰ってこれるランナーをいつもうらやましく思う。

さすがトレイルランニング世界最高峰のレース。規模も何もかも違うなぁ。

日本もこんな大会ができたらいいのに!

 

UTMB以外も楽しめるChamonix。

もちろん私も合間にちょい走り。

La Flegereはロープウェイでヒョイっとこんな景色のところまで行けて走れて、気軽にトレランが楽しめます。

ちょっとこの辺りはガレていますが。

この日は約6kmだけ、サクッと!

 

ロンドンに来て一度もトレイルに入ってなかったので、テンションあがりすぎて案の定転倒。笑

若干血だらけになりながらも、そんな傷も良い思い出に!

2年連続で来て、「私もレース出たい熱」が高まる。

でもポイント稼がないとなぁ。去年のハセツネのポイントは有効かな?

と言うかその前に抽選当たらないとな・・・と色々もやもやと考えながらも、

全く同じまでは行かないまでもこのトレランカルチャー取り入れられるところがあるかなぁとほんわり思いながらロンドンに戻りました。

 

さて、自分には何ができるかな?